狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

狸系の目

DTMシステムとTeX

だいぶ前、まだ在職中に、Diagostini社のMy Music Studioを購入して、DTMシステムの実例を調べていた。使いこむ前に時間が経ってしまい、Singer Song-Writer(SSW)がV11になっていたり、OSが当時のVistaから7、今は10に更新するアイコンが窓の右下に出ていた…

声明譜について調べようと思っている

これから声明(しょうみょう)という日本の古楽を情報科学的に扱ってゆきたい。 声明は東大寺の大仏が建立された頃から日本に伝わり、日本の音楽の源流の一つと言われている。歴史の長い分、当然、既に研究成果がそれこそ山のように積まれているから、いまさ…

街で買える伝統邦楽譜

図書館から借りている「日本音楽との出合い」にうっかり書きこみ__φ(^ ^)メモメモ__を入れそうになって、直前に気がついて、慌てて実物を買いに出かけた。いつもの楽器屋さんで捜した範囲では、「よくわかる日本音楽」という本は見つけたがこれは既にあり、…

FM放送 現代の音楽 ペンデレッキ(1)

今日の放送では、ペンデレッキの初期の作品を四つ放送していた。 「放射(エマナツィオーネン)」 「広島の犠牲者のための哀歌」 「弦楽四重奏曲第1番」 「ポリモルフィア」 現代音楽はもっぱら放送で聞いていたので、聞いたことがあるにしてもはるか昔の話…

専門書マニア

今から思うと専門書マニアだったのかと思う位に、家にはいろいろな分野の本がある。 校生の頃に選択教科で音楽をとっていて、その関連で、作曲法教程*1とか、音楽芸術とかを読んでいた。こういう本にはたくさんの参考曲の譜が出ている。こういう曲を片端から…

FM-現代の音楽 (L. ノーノ II)

信楽さんは現代の音楽という番組を、バッハ作曲ウェーベルン編曲のパッサカリアをテーマにしていた頃から時折聞いていた。とはいえ、特に専門的な教育を受けた経験がある訳でもない。そんな事もあって思ったままを書くことには多少の躊躇があるのだけれど、…

FM-現代の音楽(ノーノ Ⅰ)

FM現代の音楽を今週も聞く。 今週は現代の音楽を聴く時間が出来たので、感想などを。 HPの解説に拠ると、今日の放送は次の通り。 7月5日と12日にはルイージ・ノーノ(1924-1990)を取り上げる。ノーノは戦後のイタリアを代表する作曲家であり、イタリア共産…

FM-現代の音楽(武満徹作曲賞受賞曲1)

NHK-FMで8時10分から現代の音楽という番組を放送している。最近は20世紀の音楽の流れを追って、ブーレ、シュトックハウゼン、ノーノ・・を放送している。20世紀の音楽というと、高校の頃はじめて買ったFMラジオで放送していたダルムシュタット現代音楽祭の録…

FM-現代の音楽(クセナキス II)

FM現代の音楽を今週も聞く。先週に引き続いて、クセナキスを特集している。NHKサイトから抜粋した今日の内容は次の通り。 司会は西村朗氏 楽曲は、「アクラタ」、「フレグラ」、「テトラス」の三曲。 西村氏によると、クセナキスの残した音楽の特色として、…

一言でいってそれは何?

情報民族音楽学というアイデアに拘泥していた期間、「一言でいってそれは何?」に納得のゆく答えを捜していた。自分がやります、と宣言するためには、ひと目見ただけで意味がきちんととれる標語を作りたい。有名な先生に弟子入りして標語を借りて、手取り足…

FM-現代の音楽

現代の音楽では、5月、6月と、20世紀後半に作曲されたいわゆる現代音楽を取り上げて放送している。今回と次回はI.クセナキスの作品を取り上げる予定。今回は次の4曲を放送していた。 第一曲 「メタスタシス」 第二曲 「ピソプラクタ」 第三曲 「アホリプシ…

Successive Musicology

“Successive Musicology”という言葉は信楽さんの造語で、Googleでこの言葉を検索してもまだ出てきません。この英語を日本語に直訳すれば「継承に関する音楽学」ですが、信楽さんはこの言葉を、「情報民族音楽学」という日本語の訳語として使うつもりでいます…

FM-現代の音楽

5月最後の日の現代の音楽は、黛敏郎氏の作品を特集していた。曲目は次のとおり。 1) 「新幹線の車内メロディ」 2) 「プリペアド・ピアノと弦楽のための小品」 3) 「オリンピック・カンパノロジー」 4) 「オーケストラのための“呪”」 5) 「BUNRAKU」 今日は少…

理系、文系と狸系

一寸前から情報民族音楽学ノートという文章を纏めていたが、今朝がた一段落した。もともと、情報学か、音楽学か、どちらかの領域に情報民族音楽学という区画を作って境界線を引く*1ことが目的だったので、文書が、経験の裏打ちのない言葉であふれる結果とな…

FM-現代の音楽 (2)

先週に引き続いて湯浅譲二さんがゲスト。とはいえ、信楽さんは現代音楽をかつてはよく聴きはしたが、専門的な訓練を受けたことはない。勢い何かを書くにも一般的な感想になってしまい、書き始めるところで立ち止まることになる。そこで、それなら開き直って…

真言宗のお勤め

信楽さんの年代になると、いつまでも(腹)鼓を打ったり法螺を吹いたり、気楽にしてばかりではいられない。お寺さんとどう付き合って、この頼りない生き様でも足跡を子供にどう言えばいいのかを本気で考え始める。そこでまずは泥縄式に、お寺さんで定番のお勤…

音符の代わりに曲線を書く

1968年というと、今から半世紀近くも前の事になる。その頃、音楽芸術という雑誌があって、今手元に68年12月号が置いてある。この号、附録にルネッサンス期のシャンソンの楽譜が付いていて特集がペンデレッキというとても面白い構成になっている。この号の20…

FM‐現代の音楽

FM放送、現代の音楽で、湯浅譲二さんの作品を特集していた。1960年から1970年代にかけては現代音楽が普通に放送されていて、音楽芸術誌と合わせてよく見聞きしていたので、久しぶりに、という気分で聞くことにする。 放送は5月17日午前、放送されていたのは…

わがよたれぞつねならむ

「いろはにほへと・・」は文として書くことが出来て、「色は匂えど、散りぬるを、・・」のように読むのだとか。濁点は書かないという規則を忘れると区切り方も判らなくなって、「いろはにほへと、ちりぬるをわか、よたれそつねならむう・・」のように覚えて…

似ているからといって油断はできない

何かの拍子で英語にはフランス語系の単語がたくさんあることを聞きかじって、「英語からフランス語へ」などという本を見つけると、勇んで始めて基本動詞の所で挫折することになる。ノーマンコンクエスト以降英語にフランス語系の語彙がたくさん入った事は事…

コーギー!コーギー!

信楽さんが付き合ったことのあるペットというと、ワンコ3頭、金魚とオタマジャクシが池に一杯分、熱帯魚が水槽に一つ分。60過ぎまで来るといろんな付き合いがあった。 ワンコは最初が小学生の頃に2頭、それからだいぶ経ってから1頭。最初に来たワンコは和犬…

折節の民謡紹介

今回は、O.メリカントの作品11‐1を聞き、歌詞のテキストを翻訳したものを話題にしています。自分流の訳なので原曲のCDは訳詞の表題から見つからないと思います。捜す際には作品番号の方を参照ください。 思い続けて 世界が乱れるときに あなたを私は忘れる…

音楽の四次元空間と民族音楽学

民族音楽学、あるいは民族学全般そうなのかもしれないが、僻地でのフィールドワークという印象がつきまとう。でも、原則的な所に戻ると、民族音楽学で扱う対象は、音楽そのものというよりはむしろ音楽という文化の伝播であり、フィールドワークは伝播の様子…