狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

機材の編成方針

機材を使って何をするかというと、目標は音楽を忠実に再現することにおく。とするといずれは専用の機材を作ることになると思うが、まず実装から始めると次が困る。実装が済むまでは何もわからないでは面白くないし、何かを作った時には校正用の使いなれた機材が要る。

これから作るとすれば、楽器の機能に忠実な音源と、音楽の構造に忠実に書かれた楽譜*1を使った入力の仕組みか。

音源を作るに当たり、機能を楽器毎に独立させて、音源オブジェクトに楽器名‐奏法名インタフェースを使うという案は既に述べた。楽器の音響学についての文献*2を漁って音の作り方を決めたら、音作りのシステムに対する音色プログラミングを考える。皮算用はいくらでも進むが、本当に手がつくかは判らない。ただ、文にしておくと、迷うことはなくなる。

音の性質は対象とする音楽から学ぶことになる。このあたりに、「情報民族音楽学」の芽がみえる。

*1:五線記譜法は完璧ではない。五線譜の音符は音の高さが動かせない、強弱の指定が粗すぎる、繰り返しのリズム感に従わないメロディが書きにくい、などがある。

*2:例えば、音楽と楽器の音響測定 (音響テクノロジーシリーズ)、コロナ社刊、2007年