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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

ときめき

参考した資料はトリオレコード フィンランド歌曲集(Stereo PA.1016)の歌詞カードです。

”wonderful life”(古生物学の本の題名)や、”Nils Holgelsons Wunderrese i Sverige”(ニルスのふしぎな旅の原題)で”wonder”(相当語句)には「すばらしい」という意味が含まれているように思えます。原詩で“ihme”は”wonder”ですが、日本語には「心ときめく」というニュアンスの語句がなかなか見当たらないので、それなら、と思い「ときめき」と訳しています。

 

そういえば、「民謡詩」と銘打って歌曲の詩ばかり訳してきました。参照した歌詞カードも民謡詩から始まっていて信楽訳もあるのですが、目的からは少しずれることもあり、上記資料を使う翻訳詩は一旦おきます。そのうちカンテレの音楽を調べるつもりなので、今回は練習ということで、大目に見てください。

 

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ときめき

 

朝に夕に、休みにおいで、リラの香りのもとに。

春には花が咲き初める。私は初めての花輪を作る。

帰ってきた渡り鳥たちがにぎやかに歌い、生けるものすべてが愛らしい。

日影に生きる君たちには、これが新しいときめきとなる。

まるでキャンプファイアの薪が朝の光を思わせるように、

光が教会の塔のレンガをスミレ色に染め上げて行く。

夏の花は輝きを約束し、その花は実をつける。

さあ、希望の小屋を建てよう。古き夢がよみがえる。

夜は忘れ去られ、灰色の雨雲は足早に通り過ぎてゆく。

今、大きな望みがここに輝いている。こんな朝には、

君の腕の中で息絶えてしまわんことを。恋人よ、

君の腕の中で。。。

 

Y.キルピネン

信楽