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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

逆問題

情報民族音楽学関連の話題のアップが滞っている。特に〆切りを意識している訳ではないから滞ってもいいようなものなのだが、構想はあっても計画はなし、文書作りは空き時間を作りながら、ではなかなかアップに手が回らない。

現状、情報民族音楽学という問題設定はずいぶん具体的になっている。一言で言って、音楽音響から楽譜を認識する、という問題を考える訳だけれど、工学的設問とは設問を逆にする。つまり、工学的設問では認識結果に焦点があるが、情報民族音楽学では対象とする音楽に関する知見の収集に焦点をおく。

楽譜の認識を認識システム制作の問題と思うなら、工学的設問では対象とする音楽に関する一つのシステムを結果とし、情報民族学的設問では音楽に係わるあるシステムの集団を考えてシステム制作で共通に参照される一纏まりの情報(及び派生情報)を結果とする。

 

実際に対象を見てみると、音楽は地域・時代によって多様な様相を見せる。結果的に、対象に関する調査は、対象とする音楽それぞれに関する調査の積み重ねとして行われることになる。この活動は、民族音楽学・音楽史の分野における活動に重なる。情報民族音楽学というネーミングはこの辺りの事情を指す。境界分野であることは確かなのだが、ここでは、立脚点を情報科学におく。イメージ的には、音楽を対象とするソフトウェア開発手法であり、ソフトウェア・ファミリー*1を固定して共通に参照する上流データ*2の作成及びこの上流データを活用する環境を具体化する活動、となる。

 

まあ、構想は明確になっている。といって、具体化する元気及び当てはないのだが。

(#^.^#)

*1:楽譜の編集、印刷、自動演奏、種々の視点から見た説明資料用頁記述データ作成・・

*2:対象に関するモデル、対象モデル