狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

電子化版の古楽譜

前回の記事は、多分に、Wordで書いた原稿をCopy&PasteでBlogに移せるかを実験する、という意図があった。結果は、図は移せなかったが表は移せた。

 

図については少し補足。

情報民族音楽学ノートという纏め帳は、その発端が「電子文書技術を極める」だった。

SGMLの活用 ISBN:4274078086の6章にTEI (Text Encoding Initiative)の紹介記事があり、古典文学、文献資料の電子文書化についての活動紹介がった。この内容を勝手に拡張的に解釈して、既存の文献資料の全てをコード化して、資料に付加価値を付ける話だと思っていた。この理解が正しいなら、例えば古楽譜や図面などの資料を対象に活動する分野があってもいいのではないか・・ 

情報民族音楽学のもともとの発想はこの辺にある。楽譜の形は文書記述言語で捉えるとして、音はどうするか、と考えると、楽譜の意味として音の物理特性を対応づけておく、という構成が考えられる。

 

もっともこういう話を情報系の世界ですると、まず市場があるか、という質問が来る。資金は製品を売って回収するという世界では当然としても、研究的な世界でも、どこで使う、何に使う、という質問が来る。前回記事に載せた図はこの質問に答えるためのものなので、個人の手に負えない大きさになるのはある意味やむを得ない。

 

質問者の意図を、要は具体的な形が欲しいということと思うなら、別な考え方もある。

今ある電子文書技術からスタートして、問題点を指摘して改良しながら、図にある電子資料を作って行くという筋。

そうするとTeXとかSVGとか、候補は思いつく。けれど、文献資料を支える電子技術は長い有効期間が絶対条件なので、実装だけあればいいという訳にはいかない。

実際に動く話はこのあたりから入る事になるのかな。