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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

伝統邦楽関係の本を読む

情報民族音楽学ノートというメモを6月に仕上げてから早くもひと月以上経ってしまった。このノートでは、楽譜と関連する文書資料とを電子化して閲覧可能にするという話題を巡っていろいろ書いている。その時に、まだ下調べという意識と、楽譜の世界3という書籍から、伝統邦楽譜を多数参照していることもあり、個人的なメモとして限られた範囲に配った。さて、これから何をしようか、ということで、伝統邦楽について書かれている次の本を読んでみる。

1) 国立劇場芸能鑑賞講座 日本の音楽《歴史と鑑賞》

2) 田中健次著、ひと目でわかる日本音楽入門、音楽の友社

3) 福井昭史著、よくわかる日本音楽基礎講座、音楽の友社

国立劇場の本は、日本音楽の歴史と音楽理論とについて概観している。伝統邦楽を古代から現代まで書いているので、話題を漏れなく取り上げれば概観とならざるを得ない。音楽理論はテトラコルド理論を軸とするもの。

ひと目でわかる日本音楽入門は、図解の方法で纏まっているので、一覧性がよい。

よくわかる日本音楽基礎講座は、義務教育の課題に伝統邦楽が入って以降の書籍で、教育に配慮したもの。

 

情報民族音楽学ノートは、言ってみれば、いろいろな素材を一つの部屋に持ち込んで並べたような内容で、部屋の中を整理するのはこれから、という状況にある。最初は、伝統邦楽のジャンルを歴史的に配列して、項目ごとに譜と資料とを電子文書化する方法を纏めてみようかと思っていた。そうすると構成は次のようになる。

  1. a) 上代歌謡
  2. b) 雅楽と声明
  3. c) 琵琶楽、能楽
  4. d) ・・・・

ただ、これらの資料を読みながら、こんな気もした。

資料を読み、記譜法の規則を見つけて、これらに対する電子文書化ルールを作るという三つの工程を実行するのも手に余るかな。

なにぶん、歴史が長い世界だけに音楽史だけでも膨大な資料がありそうに見える。

 

楽譜の世界3には、雅楽、琵琶楽、声明、・・などの分野毎に記譜法を説明した章がある。これを見ながら電子文書化のルールを見つけて、音楽史などの分野については、既存の資料を参照するようにするのがよさそうである。

 

ということで、作成した電子資料を片付けるフォルダと、これからの作業のためのフォルダとを作り始めようと思っている。