狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

DTMシステムとTeX

だいぶ前、まだ在職中に、Diagostini社のMy Music Studioを購入して、DTMシステムの実例を調べていた。使いこむ前に時間が経ってしまい、Singer Song-Writer(SSW)がV11になっていたり、OSが当時のVistaから7、今は10に更新するアイコンが窓の右下に出ていたりする。

伝統邦楽をDTMシステムに入力しようとすると、さすがに伝統譜を打ち込む訳にはゆかないから、五線譜採譜結果から入力することになる。この五線譜、五線譜採譜結果は、短いものならいくつか手元にあるが、独特の風貌をしている。喩えてみると、その曲を唱える人の息遣いが見えるような、対になった<(crescendo)と>(decrescendo)とが見えたり、楽器音については特殊奏法記号があったりする。こういう五線譜がどの程度入力できるかについてはやってみないと判らない。で、やってみようと思う。

これとは別に、伝統譜そのものを表示するという問題がある。催馬楽譜をWordで書いた経験はあるが、記譜に必要な図記号を漏れなく用意すること及び譜面に図記号を置く位置を制御することが面倒に思えた。このあたりは、他の頁記述手段、例えばTeXでどうなるかを試してみたい。

こんなことを目論みながら、まずはSSWとTeXを使いなれる所から始めて、ツールが必要になった時には買うなり作るなりして、形がついてきたら漸く、その道の達人を訪ねることができるようになる。

そこまでゆくことが出来れば、情報民族音楽学という風呂敷が漸く、対象とする音楽の仕組みに忠実な*1、記譜法及び電子音制作法に関する研究らしくなったと言えるのだろうか。

*1:この要件から、対象とする音楽の性質を知る必要が起こる。