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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

はじめに歌があった

狸系の目

かなり前のこと、フィンランド語でこんな作文をしてみた。

Alussa oli Laulu, ja

Laulu oli Hengen kanssa, ja

Laulu tuli Henkilöksi.

日本語ではこんな感じ。

 

はじめに歌があった、

歌は息(魂)と共にあった、

そして歌は人となった。

 

種明かしすると、この作文は、ヨハネによる福音書の冒頭を参照している。日本語では

 

はじめに言葉があった、

言葉は神とともにあった、

言葉は神であった。

 

フィンランド語では

 

Alussa oli Sana, ja

Sana oli Jumalan tykönä, ja

Sana oli Jumala.

 

Henkilö(人、人格、・・)にはHenki (所有格 Hengen、息、魂、・・)が含まれているのがミソ。はじめてこの作文をしたときにはそこまで考えてはいなかったのだけれど、言霊という日本語のパラフレーズとして、意味に合うようにも思う。

 

フィンランドにはカンテレという楽器がある。これは日本では筝に近い。歌の伴奏に使うという類似性もある。フィンランド語の本をずいぶん長い間脇に置いていたのだけれど、なんとなく踏み切れないまま読み込む事もなく置いていた。比較と言うほどの精度ではなく並べて置いてみるくらいのものになると思うけれど、伝統的な声楽とカンテレの声楽とを眺めてみようかとも思う。