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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

日本の歌

日本の歌というと、次のジャンルが伝わっている。

上代歌謡

当時の文献資料に歌詞のテキストが残っている。その歌い方はよく判っていない。

催馬楽・朗詠

雅楽が伝わった時にその記譜法を借りて書かれたもの。催馬楽は当時歌われていた歌謡をかいたもの。朗詠は漢詩の唱え方をかいたもの。

・声明

仏教伝来とともに伝わった経文の唱え方。

平家琵琶

琵琶を伴奏に、平家物語を唱える音楽ジャンル。

能楽

能楽の声楽部分を謡曲と呼ぶ。

・三味線音楽

平家琵琶のようにあるテキストを語るジャンルが、三味線の伝来とともに、三味線を伴奏楽器として大きく発展した。

・他

明治以降は西洋からの影響が大きい。

 

上代歌謡から声明にかけて、意外に多種多様な音楽が移入されているので、気にしだすと東西南北アジア地域の音楽の仕組みを調べる事になる。大変なことになるので、それはいつか誰かが、ということにする。

地域を限っても時間が経過しているので、これらの音楽について知るためには、失われてしまった情報は再現し、今と違う記譜法については読みやすく再現する作業がいる。

この読みやすい再現にはいくつかの方法があるので、試行錯誤のステップがいる。結局、伝統的な記譜法の特徴をどの程度残すのがよいのか、という問題になる。伝統譜に近い形から、例えば五線譜に近い形まで、いくつかの選択肢がある。

失われてしまった情報は厳密な意味での再現出来る訳ではない。資料から考えられる仮説を立てて、検証する。

 

日本の歌を知るにはこういう作業が必要になる。