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狸系の里 シーズン2

はじめの一歩、二歩、散歩・・

地に足を付けるために穴を掘って冬眠するはなし

信楽さんの興味は、一番底にハンガリーフィンランドの音楽・科学文化があり、その上に計算機の音楽への応用(兼常清佐日本民謡研究)と、20世紀音楽(いわゆる現代音楽)を聞くこととがある。このばらばらな項目を統合するとこんな形になる。

・底の部分 ハンガリーフィンランドの音楽・科学文化に対する興味

・計算機と音楽との関わり(方法論を抽象化した、兼常清佐日本民謡研究)

楽譜と音とに共通する構造(楽譜の解釈、音楽の採譜と音楽理論の関係)

・前の時代を拒否して成立した20世紀音楽の行く先

普遍的かつ単一の音楽文化を拒否した現代音楽は、地域・時代の独自性を保ちつつ相互に流通・連携可能な音楽文化に向かうと思っているのだけれど、その具体的な姿。

 

ただ概念操作はそろそろ疲れてきたので*1、音楽について何でもいいけれどともかく何か足が地についた活動をしようと思う。そうするとマルチメディアプログラミング技術を使いこなすことは避けられない。その準備には一定期間冬眠が要りそう・・

 

信楽さんが線形予測法を使って音声の分析合成をやっていたのはかれこれ40年位も前の事だから、あれからプログラミングの環境が全然違ってしまっている。もちろん当時の技術では難しかった対話的計算はPCが普及して今では当たり前になっているし、音声データの記録と管理はハードディスクとメモリが大容量化して、情報処理はマルチメディアユーザインターフェリスの普及で標準的なクラスライブラリの範囲でかなりの所まで行く。

ただ、開発環境が、全て手作業で進めていた時代から開発システムのサポートを受けて進める時代へと大きく変わっている分、何をするにはどこにある何を使えばよいかを素早く判断できるという意味で実践的なプログラム作成ができるまでには具体的に特定のシステムを使って慣れてみない事には始まらない。

 

そんなこともあり、マルチメディアプログラミング技術を思い出すためには暫くの時間が要る。ということで、ただでさえ更新が遅いこの頁の更新がますます遅くなる。いっそ中断しようかとも思う今日この頃。

 

落ち着いた頃には多分こんなことをしている。

マルチメディアプログラミング技術を思い出すためには邦楽系のデータを使いつつ、いつかはフィンランドフォークロアを扱っている。

 

図書館で借りた、柴田南雄「声のイメージ」(岩波人文セレクション、岩波書店2013年10月)では、邦楽に影響を与えた音楽の範囲を、ウラル山脈から東側に限定している。西に進んだ文化からは直接に影響がなかった、という判断で、それは妥当と思う。

但し、共通な何かが西に向かった所で保存されていることはあり得るので、ラドガ湖のあたりを探るのも無意味とは言えないのではないか。パルムグレンのピアノ曲に「鳥の歌」(Op17-No19)という曲があり、全音楽譜出版の譜を見ると小節線がなく、追分の譜を思い出させる所がある。

 

といっても学術研究レベルの活動が今すぐできるとは思ってはいないので、あくまで趣味の範囲で、ということになるが。というわけで暫くは多分冬眠。起きられるか (^^?)(^^;)(^^;)

*1:自説の裏付けになりそうな記事を捜して切り貼りして作文する作業を数年続けてきて判った事。こんなことをしていても実経験に裏打ちされた自説を作る役には立たない・・